2分の1の成人式

2/15(土)午前中,姫里小学校にて,今年度最後の「公開授業」ということで,”授業参観”が行われた。

今回1時間目は,”クラブ見学ということで普段と違う子どもたちの様子を見て回ることができて楽しかった
2・3時間目は各学年ごとの授業参観だが,4年生は10歳ということで『2分の1の成人式と題して発表形式で行われた。
4年生になる息子のYoshikiは,先週末からインフルエンザで木曜日まで学校に行けず,あまり練習ができなかったのが不安な様子だった。

2時間目は,各クラスで『お父さんやお母さんへの感謝の気持ち』を作文にしたものをみんなの前で一人ずつ発表してくれた。
3時間目は,4年生が全クラス集まって群読や演奏を披露し,親から子どもへメッセージを送るといった感動する内容だった。

印象としてお母さんへの感謝の気持ちを綴った作文が多かった中,息子のYoshikiは「お父さん・お母さんありがとう」 と二人への感謝の気持ちを込めた内容だった。
お父さんへは「いつも僕の話を聞いてくれたり,ゲームで一緒に遊んでくれる」,お母さんへは「僕を産んでくれてありがとう。好きな物を作ってくれたり,習い事に連れて行ってくれたり,一緒に買い物に行ってくれる」とそれぞれに対してきちんと感謝の気持ちを言ってくれたのが嬉しかった

ただ,「お父さんはキックベースのコーチをしていて,お母さんもキックベースのマネージャーをしているので,二人とも家にいない時もあるけど,そのおかげでお姉ちゃんと留守番をできるようになったのが嬉しい」・・・と言われて少し複雑な気持ちにもなった・・・
でも,中学2年生になったお姉ちゃんのHonokaを含めて子どもたちが親のやっていることや考えを理解してくれて,姉弟仲良く協力し合っていることが改めて分かり,そうやって少しずつ大人になっていくんだな~というのを感じた。
だからこそできる限り時間を作って,『後悔しないよう子どもたちと一緒に,今しかできないことをやってあげよう・・・と思うのかも知れない。


実は・・・息子のYoshiki・・・

ちょうど一年前の明日,3年生だった2/16のソフトボールの練習中に大ケガをした・・・。

その日は土曜日で僕自身は休日出勤をしていたが,10時頃奥さんから電話で「ソフトの練習中に左肩を脱臼したみたいで今から病院へ向かう」との連絡があった。
細かい状況が分からず不安な気持ちのまま急いで仕事を切り上げすぐに病院へ向かった。

レントゲン診断の結果を見て衝撃を受けた・・・
”左上腕骨骨幹部骨折”とのことで,利き腕である左上腕部の骨が,らせん状に真っ二つに切断されているという重症であることが分かった。
土曜日だったため,どこの病院に聞いても添え木による固定という応急処置しかしてもらえず,歩いても寝転んでも少しでも動くと激しい痛みがあり,ゆっくり寝ることもできずに本人はもちろん家族みんなが辛い土日を過ごすことになった。

月曜日の朝,近くの病院へ行き,その日すぐに腕にワイヤーを入れる手術をしてもらうことになった。
3年生という体がまだできていない状態で,全力で何度も繰り返し投げたことによる疲労骨折のようなものかも知れないが,骨も丈夫で普通ではありえないことだと言われた。
外野の守備練習でホームへ思い切り返球する練習をしていて突然その場にうずくまったということだったが,医者に言わせると普通にボールを投げてこんなひどい折れ方はしないと・・・。
しかし,その場で泣くことも無く,痛いのをこらえて自分で歩いた・・・というのを聞いて「よく頑張ったな」と思うと同時に,親としてできることなら代わってあげたいと心から思った・・・
予定の時間よりも長い時間が掛かり,かなり大変な手術だったようだが,その担当してくれた病院の先生のおかげで無事手術は成功した。

ただ,卒業大会1週間前のケガで,3年生ながらレギュラーとして出場させてもらっていたのにチームに迷惑を掛ける残念な事態になってしまった。
本人も,2年生の時に入部してからずっと見守ってくれていたM監督とTコーチが事情によりその卒業大会で辞めることが決まっていたことと,かわいがってもらった6年生たちと一緒に最後の試合に出れないことをとても悔しがっていた。
その姿を見て僕ら家族も辛くて何とも言えない悲しい気持ちで一杯だった。

利き腕だっただけに自分でほとんど何もできない不自由な生活が続き,友達が優しく協力してくれたり,お母さんが毎日付き添いながら学校に行く日々が続いた。
その後,順調に約2ヶ月で骨がくっつきワイヤーを取る手術を経てリハビリを続け,6月には普通の生活ができるようにまで回復した。
しかし,ボールを投げることは本人も恐怖心があり,信頼していたM監督とTコーチもいないためあれだけ一生懸命頑張っていたソフトボールのクラブを退部することになった・・・。

そんな辛かったケガから早一年。
もしかしたらボールを投げることができなくなるかも・・・と言われていたが,驚異的な回復で普通に運動ができるようになり本当に良かったと感じている。
また,ケガをしたからこそ,自分独りでは生きていけないことを身をもって感じ,よりいっそう人に優しい気持ちを持つ子に育って行ってるのかも知れない。

まだ思い切りボールを投げるのは怖いようだが,このお正月には約1年ぶりに金属バットを振り回して楽しそうに好きな野球の練習を二人で一緒にやることができた。
作文の中でも,「公園でキャッチボールやバッティング練習をしてくれて嬉しい と言ってくれた。

でも僕自身のささやかな夢が「息子と一緒にキャッチボールをすること」「娘と何かスポーツを一緒にすること」だったのだが,どちらの夢もかなった訳で,逆に子どもたちに「ありがとう」 と感謝したい。


夢がかなった今,次のささやかな夢は,娘と息子が本当の成人式を迎えた時に,

「家族4人で仲良くお酒を飲むこと」

・・・にしようかな




2014-02-15 : 学校行事・子ども会行事 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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このブログを読んで泣きそうになりました。
ヨッチャンが怪我をして一年かぁ 早いなぁ。

ソフトを続けていれば、もっと上手くなっていたのに残念です。

僕とM監督が辞めた事が子供たちに大きな影響を与えてしまった事を申し訳ないと思っています。

ソフトの活動日も減っていたり、練習や試合で子供たちに覇気が無いのが気になります。

以前は厳しい練習の中に、元気な声と楽しそうな笑顔があったように思うのですが…

指導者の数が少なく運営も難しいとは思いますが、やり方は色々あると思います。

子供たちの事を一番に考えるのであれば、このままではいけないと思います。

子供たちが楽しくソフトを出来る日が早く来る事を祈ります。

姫里のPTA のソフトが、いい感じになりつつあります。

マオやシマやタクミも練習に顔を出しているので、ヨッチャンも一緒にやりましょう。

子供は試合に出場できませんが、楽しいですよ。

これからもヨッチャンを応援しています。





2014-02-19 11:26 : 姫里の毒舌王 URL : 編集
何かな
何か家もよく似た環境で
親父がキック&ソフトと土曜・日曜と出ぱなし
家の子供達は頑固親父の事どんな感じで思って居たのかな





いつも元気なTさんすごく優しい子供さんたち
もっともっと、之からも良い感じで育って欲しいですね








PS ママ、ピンクの靴紐買いましたか
親父がプレゼントしましょうか

2014-02-19 12:47 : 頑固親父 URL : 編集
姫里の毒舌王様

コメントありがとうございます。

今さらですが2年生からの2年間,ソフトの指導を通していつも気に掛けて頂き,本当にありがとうございました。
ケガをして辞めてしまったのは残念ですが,本人にとっては色々といい経験ができたと思います。
機会があれば,PTAソフトにも参加させてもらいます。

これからも,Yoshikiのことを温かく見守って下さいね。

2014-02-20 22:09 : 姫里キック隊長 URL : 編集
頑固親父様

きっと親父さんの子どもさん達も理解してくれていたと思いますよ。
子どもは親が考えている以上に大人のことを見て,いろいろ考えていると思いますから。

頑固親父さんのように親が元気であれば,きっと子ども達も元気に育つと思うんで僕らも見習わせてもらいます(≧▽≦)


PS.ママにはピンクの靴を買ってあげました( ̄▽ ̄)
  靴紐に比べて高くつきましたが・・・。

2014-02-20 22:25 : 姫里キック隊長 URL : 編集
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プロフィール

Author:姫里キック隊長
キックベースボールのクラブでコーチを始めて,楽しくって,おもしろくって,いつの間にか完全にドップリはまっていました。
そして2015年秋・・・監督になりました。
ホント毎日が土日ならイイのに・・・。

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